
「Ultra Red」を知っていますか?
あの「7つの大罪」の作者である鈴木央さんの過去作です。
魅力的な必殺技や、テンポの良いトーナメント戦が楽しめる一方、打ち切りで物語が完結してしまう惜しい作品でもあります。
美しいアクション描写や、バキのような独特の構えに興味がある方には一見の価値ありです。
魅力を詳しく解説します。
- 迫力あるアクションシーンを楽しみたい人
ダイナミックな戦闘描写や美麗なアクションシーンが好きな人にはたまらない作品です。 - テンポの良い格闘マンガを読みたい人
序盤からトーナメント戦が展開されるため、ストーリーがスピーディーでスカッと読める作品を求める人にぴったりです。 - 個性的な必殺技や構えに魅力を感じる人
バキのような独特な構えや、関節を狙う「破壊拳」など、技やスタイルにこだわる読者には強くおすすめです。
- 完結したストーリーを求める人
途中で打ち切りとなるため、物語の結末までしっかり描かれたマンガを期待している人には不向きです。 - 主人公に感情移入したい人
主人公が地味で自己中心的な性格のため、読者によっては共感しにくく、感情移入が難しいと感じるかもしれません。 - 深みのあるストーリーを重視する人
バトル中心の展開がメインで、ストーリーの深さや感動を求める読者には物足りなさを感じる可能性があります。
マンガ趣味歴25年以上、購読数5000冊以上の私があなたに合うマンガをご紹介します。
極力ネタバレなしで内容をレビューします。
あなたに合うマンガかどうか確認してみてください。
基本情報:作者、全巻数、あらすじ
基本情報
ジャンル | バトル(格闘技) |
---|---|
原作・作画 | 鈴木央 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
発表期間 | 2002年 – 2003年 |
巻数 | 全4巻 |
あらすじ
【目指すは世界最強!】
生き別れの父に教えられた破傀拳の修業にはげむ、13歳の少年・閃。祖父と居候することになっていた秋葉道場は、総合格闘道場・竜炎のせいで存続の危機に陥っていた。
それを聞いて竜炎会長の元へ向かった閃は、彼を迎え入れた片桐秀人と闘うことに。片桐を病院送りにするも、次々と強敵が現れ…!?
引用:集英社 「Ultra Red」 鈴木央
レビュー:おもしろい点、つまらない点
おもしろい、魅力など好評3選
〇 魅力的な必殺技
「Ultra Red」の一番の見どころは、独特な必殺技の数々です。
主人公が繰り出す「破傀拳」(はかいけん)は特に印象的で、相手の関節を狙う抜き手技は、読んでいて真似したくなるような魅力があります。
また、バキのような特徴的な構えの数々で、独特のスタイルを見せつけるのもポイント。
小柄な主人公が大柄な対戦相手を圧倒する爽快感。
格闘マンガ好きなら一度は読んで欲しい作品となっています。
引用:集英社 「Ultra Red」 鈴木央
〇画力が高い
鈴木央の画力は非常に高く、アクションシーンの描写は圧巻です。
特に美形のキャラクターたちが華麗に技を繰り出すシーンは、流血シーンでありながら美しさを感じるほどです。
ダイナミックな構図や細部まで描かれた動きは、格闘シーンに臨場感を与え、気が付くとどんどんページをめくっているでしょう。
引用:集英社 「Ultra Red」 鈴木央
〇 序盤からトーナメント戦が展開
物語は序盤からトーナメント戦が展開され、テンポよく進んでいきます。
天下一武道会のような大会が早い段階で始まることで、すぐに興奮できるバトルシーンが楽しめます。
魅力的な必殺技の連発や迫力あるアクションシーンが続き、ダレてしまうことがありません。
ストーリーがスピーディーに進むため、気分転換にさっと読みたいときに
ぴったりです。
引用:集英社 「Ultra Red」 鈴木央
つまらない、難点など不評3選
× 打ち切り終了の残念さ
最大の不満点は、物語が打ち切りで終了してしまうことです。
「Ultra Red」はストーリーが盛り上がり始めたところで、突然完結してしまいます。
例えるなら、ワンピースでゾロやウソップを仲間に加えて、さあ冒険の始まりというところで「海賊王に俺はなる!」と言って終わるような感覚です。
物語の展開やキャラクターの成長がしっかり描かれていた分、続きが見たかったところです。
引用:集英社 「Ultra Red」 鈴木央
× 主人公の魅力不足
主人公が少し魅力に欠けます。
見た目が地味である上、ドラゴンボールの孫悟空の二番煎じのような性格。
自己中心的で不快感を与える行動が目立ちます。
父親に殺されかけた際に「格闘家として認められて嬉しかった」と語るシーンなどは、理解に苦しむ人も多いでしょう。
しかし魅力的な脇役が多数登場します。
主人公のみに期待せず、登場人物全体を楽しみに読むとよいです。
引用:集英社 「Ultra Red」 鈴木央
× 話の軽さが目立つ
バトル中心の少年マンガのため、物語全体の雰囲気は軽く、感動や深みを求める人には物足りないでしょう。
家族や友人との戦いが描かれているものの、その背景や動機が浅く、あくまでバトルを見せるための理由付けに過ぎません。
細かく読むとツッコミどころが多く、「ただ必殺技を楽しむためのマンガ」と割り切って読むべき作品です。
逆に深く考えずスカッと読みたいときには最適です。
引用:集英社 「Ultra Red」 鈴木央
個人的な総評
個人的おすすめ度★★★☆☆
連載当時、毎週楽しみに読んでいた作品でした。
打ち切り終了されたときには、ガッカリしたのを覚えています。
なぜ人気がなくなり、打ち切りになったのか、当時は謎でしたが、今思うと決定的な魅力に欠けていたのだと思います。
主人公も展開も、どこか見たことある内容です。
王道のバトルマンガとも言えますが、何か一つ抜きに出るものがないように感じます。
全体的には良くできている作品ですが、各所5点満点中オール4な作品である気がします。
当時は、他のバトルマンガを読んだ経験はそこまでなかったので、非常におもしろかったのだと思います。
全4巻でサクッと読めることは魅力で、決して駄作ではありませんが、バトルマンガを読むなら他のバトルマンガをおすすめします。
バトルマンガ好きで、「有名どころは読み切った」という人は一度読んでみても良いかもしれません。
まとめ:おすすめする人
「Ultra Red」はアクションとスピーディーな展開が好きな人にはおすすめです。
一応、物語が打ち切りで終わることは認識する必要がありますが、鈴木央の美しい画力と個性的な必殺技の数々は一軒の価値ありです。
格闘マンガの醍醐味を楽見たい方は、手にとってみてください。
- 迫力あるアクションシーンを楽しみたい人
- テンポの良い格闘マンガを読みたい人
- 個性的な必殺技や構えに魅力を感じる人
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