食べ物に好き嫌いがあるのと同じように、どんなに面白いマンガでも、人によって好き嫌いがあります。
かなり高いお金だして買ったのに!
何十時間もかけて読み切ったのに!
つまらなかった、、、
という後悔ありませんか?
マンガ趣味歴25年以上、購読数5000冊以上の私があなたに合うマンガをご紹介します。
今回はこのような人へ向けて、、、
- 就職活動って、いつからしたらいいの?
早めに始めた方がいいんだろうけど、具体的に知りたいな。 -
就職活動を控えている方には内定請負漫画「銀のアンカー」がおすすめです。
物語の中で描かれる就職活動のリアルな描写と実践的なアドバイスが満載で、自己成長を促す内容となっています。
就職活動を控えている大学生、就活生
マンガを通じて、就職活動のリアルな現場や具体的な対策(面接やエントリーシート作成のコツなど)を知ることができます。
転職やキャリアアップを考えている社会人
様々なキャラクターのキャリア選択や苦悩が描かれているため、転職やキャリアアップを考えている社会人にも役立つ情報が満載です。
極力ネタバレなしで内容をレビューします。
あなたに合うマンガかどうか確認してみてください。
概要
基本情報
ジャンル | ビジネス、人間ドラマ |
---|---|
原作 | 三田紀房 |
掲載誌 | スーパージャンプ |
発表期間 | 2006年 – 2009年 |
巻数 | 全8巻 |
あらすじ
かつてアメリカ経済界で「草刈機」と呼ばれた元カリスマヘッドハンター・白川義彦。
日本に帰ってきた彼は、突然就職セミナーに現れ、講師が語る”キャリアアップ”という言葉の怪しさを論破する!白川の論調に感銘を受け、彼を訪ねた大学3年生の田中雄一郎と北沢千夏。
軽い気持ちで就活を考えていることを見抜いた白川が、2人に授けた就活指南とは!?前代未聞の内定請負漫画、ここに開幕!
引用:集英社 銀のアンカー 1巻 三田紀房
レビュー
おもしろい、魅力的などの好評点
現実的な就職活動の描写
「銀のアンカー」では、就職活動の現実が非常にリアルに描かれています。
主人公や他のキャラクターが面接に臨むシーン、エントリーシートを作成するシーン、企業研究をするシーンなど、就活生が実際に直面するであろう場面が細かく描かれています。
例えば、効果的な自己PRの方法や、企業研究のコツ、面接での立ち振る舞い、具体的な質問とその回答例、エントリーシートの書き方や注意点など、読者が実際に参考にできる具体的なアドバイスが満載です。
また、就職活動中の心の葛藤やストレスもリアルに表現されており、共感を呼びます。
これらの情報は、就職活動をする読者だけでなく、転職活動を考えている社会人にも非常に有益です。 物語を通じて自然に学べるため、知識が身につきやすい点も魅力です。
多様なキャリアの選択肢
このマンガでは、様々な業界や職種が登場し、キャラクターたちがそれぞれ異なる道を歩む姿が描かれています。
それぞれの業界の特性や求められるスキル、働く上でのメリット・デメリットも具体的に描かれているため、現実の就職活動や転職活動に役立つ情報が満載です。
例えば、企業の営業職やマーケティング、IT業界、医療関係など、幅広い職種に焦点を当てており、読者にとって多様なキャリアの選択肢を考える参考になります。
また、それぞれのキャラクターが異なる背景や価値観を持っているため、読者は多様な視点から物語を楽しむことができます。
例えば、同じ就職活動でも、異なる立場や状況にあるキャラクターたちのエピソードが描かれることで、読者は幅広い視野で就職活動について考えることができます。
マンガで楽しく学べる
「銀のアンカー」は、マンガというエンターテインメント形式を通じて、就職活動やキャリア形成について楽しく学べる点が魅力です。
ストーリーの中に実践的なアドバイスや知識が自然に組み込まれているため、読者は楽しみながら学ぶことができます。
例えば、企業研究を行うシーンや、面接での立ち振る舞いを練習するシーンなど、具体的な状況が描かれているため、読者はマンガを読むだけで実践的なスキルを身につけることができます。
これは、文字だけの参考書やガイドブックとは異なり、視覚的に理解しやすい点が魅力です。
引用:集英社 銀のアンカー 1話 三田紀房
つまらない、微妙など不評点
専門用語が多い
就職活動に関する具体的なテクニックや業界の知識が多く含まれているため、マンガとして楽しむには少し難しいと感じる読者もいるかもしれません。
例えば、エントリーシートの書き方や面接のコツ、企業研究の方法など、実践的な情報が豊富ですが、これらは就活生やキャリアチェンジを考えている人にとっては役立つ一方、一般のマンガ読者には専門的すぎると感じることがあります。
エンタメを重視してマンガを読みたい人にとっては、途中で挫折してしまうかもしれません。
共感しづらい登場人物
初めから就職活動が上手くいったら、話にならないため、数人登場する就職活動者は、最初みんな性格や考えに難点があります。
様々な状況の就職活動を描くため、登場人物は様々です。
そのため、中には全く共感できない登場人物やエピソードがあるでしょう。
読者にとっては少し距離を感じることがあるかもしれません。
絵のクオリティが低い?
作品全体のストーリーやキャラクターは魅力的であっても、一部の読者にとっては絵のクオリティが物足りないと感じられることがあります。
特に、人物の描写や背景のディテールが他の作品と比較して劣ると感じる読者もいるかもしれません。
例えば、キャラクターの表情や動きが硬く感じられたり、背景の描写がシンプルすぎたりする場合、視覚的な満足感が低くなることがあります。
このため、絵のクオリティに重きを置く読者にとっては、作品全体の評価が下がる要因となることがあります。
総評
個人的おすすめ度★★★★★
私は社会人になってから読みました。
「大学生のときに読んでおきたかった!」と非常に後悔しました。
就職活動を控えている人にとっては非常におすすめです。
多くの学生は、そこまで事前に就職活動の勉強はしないと思います。私もそうでした。
土壇場になって必死に就職活動に向き合います。でもそれだと間に合いません。
就職活動では結局今までの生き方が問われるからです。
リーダーシップがあります、行動力がありますと言っても、具体例を問われます。
なぜもっと早く準備しておかないのですか?
引用:集英社 銀のアンカー 三田紀房
社会に出る第一歩、これがいかに大切か、なぜもっと真剣に考えないのですか?
そうは言っても事前に就職活動の書籍を買って勉強する人はなかなかいないでしょう。
でもマンガなら読むと思います。
就職活動を控えている人にとって「銀のアンカー」は非常におすすめです。
マンガを読むことによって自然と早めに就職活動の準備を開始でき、就職活動が盛んになってきたとき、周りと大きな差がついていることでしょう。
また、社会人にとっても転職を考えている人にとってはおすすめです。
転職も大学生の就活もほぼ同じだからです。
私は「銀のアンカー」を読んだことをきっかけに、キャリアを真剣に考え出しました。
将来、転職したくなったり、転職せざるを得なくなったりするかもしれません。
結果、転職はしていませんが、キャリアアップできるように、より成果を意識して仕事に向き合うようなりました。
「銀のアンカー」は就職活動を控えている学生には特におすすめですが、社会人にとってもおすすめしたい内容と感じました。
まとめ
「銀のアンカー」は、就職活動やキャリア形成に興味がある読者にとって、非常に価値のあるマンガです。
リアルな描写と具体的なアドバイスが満載で、自己成長を促す内容となっています。
このマンガを楽しみながら、就職活動の現実を知り、実践的なスキルを身につけることができます。
- 就職活動を控えている大学生
- 転職、キャリアアップを考えている社会人
- マンガで楽しく学びたい人
- 就職活動やキャリアに興味がない人
- 単純にマンガを楽しみたい人
- 絵のクオリティに重きをおく人
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