「六道の悪女たち」レビュー|笑いと感動の新感覚ラブコメヤンキー漫画

食べ物に好き嫌いがあるのと同じように、どんなに面白いマンガでも、人によって好き嫌いがあります。

かなり高いお金だして買ったのに!
何十時間もかけて読み切ったのに!
つまらなかった、、、

という後悔ありませんか?
マンガ趣味歴25年以上、購読数5000冊以上の私があなたに合うマンガをご紹介します。

 

「六道の悪女たち」は、ヤンキー要素とラブコメが融合した独特な作品で、シリアスとギャグのバランスが絶妙です。
向日葵(ひまわり)ちゃんをはじめとする悪女たちが魅力的なキャラとして登場し、ギャグで笑わせながらも、心に響く感動的なシーンが満載です。
色気が控えめでありながら、誰でも気軽に楽しめる内容なので、初めてハーレム系マンガを読む人にもぴったり。
この記事では、そんな「六道の悪女たち」の魅力を深掘りしていきます。


こんな人におすすめ

10代から20代前半のラブコメ好き
王道ラブコメにヤンキー要素が加わった独特のストーリーで、若い世代に非常に受け入れられやすいです。キャラ設定が親しみやすく、青春ラブコメが好きな人にはぴったり。

ギャグマンガが好きな人
シリアスとギャグのバランスが絶妙で、笑えるシーンが多く盛り込まれています。特に、悪女たちのギャップから生まれるギャグは新鮮で、ギャグ好きには見逃せない作品です。

ハーレム系マンガ初心者
ハーレム系でありながら、過剰なセクシー描写を避け、キャラの魅力がしっかり描かれているのが特徴です。若年層やハーレム系に馴染みがない人にも安心して読めます。

極力ネタバレなしで内容をレビューします。
あなたに合うマンガかどうか確認してみてください。

目次

基本情報:作者、全巻数、あらすじ

基本情報

ジャンル学園、ラブコメ、ヤンキー、ハーレム
原作・作画中村勇志
掲載誌週刊少年チャンピオン
発表期間2016年 – 2021年
巻数全26巻

あらすじ

不良だらけの亞森高校に通う六道桃助は、普通の学園生活を夢見る臆病な少年で、同じいじめられっ子友達の大佐課長とトイレでグチをこぼす日々を送っていた。

そんなある日、六道の死んだ祖父から六道宛てに巻物が送られてくる。
巻物が光り、六道の額に五芒星のマークを刻みつけると、六道は問答無用で「悪女」に愛される体質になってしまった。
六道は校内外のさまざまな悪女、そして最強最悪とも呼ばれるスケバン向日葵乱奈に惚れられることになる。

当初は乱奈を利用すれば平和な学園生活を送れるかもしれないと考えていた六道だったが、、、

引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「六道の悪女たち」

レビュー:おもしろい点、つまらない点

おもしろい、魅力など好評3選

〇 キャラ設定が秀逸で個性的

「六道の悪女たち」の最大の魅力は、何と言ってもキャラクターの豊かな設定です。

特に「悪女」たちの個性が際立っており、それぞれがユニークな背景を持っています。
例えば、暴走族狩りを行うお嬢様闇金に関わる少女など、従来のラブコメやヤンキー漫画では見られないキャラ設定が魅力的です。

彼女たちはただの乱暴者ではなく、それぞれが抱える過去が少しずつ明らかになり、彼女たちに共感を覚えます。

引用:秋田書店 六道の悪女たち 中村勇志

〇 ギャップ萌えが楽しめる

特に向日葵ちゃんは、バイクのタイヤを木刀で破壊するほどの戦闘力を持ちながら、主人公の六道には乙女のような表情を見せるギャップが魅力です。
このギャップに多くの人が惹かれるポイントとなっており、ギャップ萌えが好きな人にはたまらない要素です。
様々な悪女たちのギャップ萌えを楽しめます。

王道ラブコメとヤンキー要素の融合

荒々しいヤンキーたちが織りなすラブコメ要素は、新鮮です。
特に、男性ではなく女性のスケバンである点は類を見ないかと思います。

最初は単なるハーレム系かなと思わせますが、ストーリーが進むにつれてキャラの成長や友情、バトルが絡み合い、複雑な物語へと発展していきます。

引用:秋田書店 六道の悪女たち 中村勇志

つまらない、難点など不評3選

× ジャンルが曖昧

「六道の悪女たち」は、複数のジャンルがミックスされているため、特定のジャンルに期待している人には物足りないと感じることがあります。

例えば、ラブコメを期待した人にはバトル要素が強すぎるかもしれません。
逆にバトル漫画を期待した人にはラブコメが多すぎると感じるでしょう。

この曖昧さが、読者によっては合わないことがあります。

× 色気が少ない

ハーレム系マンガとしての位置づけはあるものの、過度な色気シーンはありません
谷間やパンチラなど、セクシーなシーンを期待している人には物足りないかもしれません。
その分、若い層やハーレム系に馴染みがない読者でも安心して読める作品となっています。

引用:秋田書店 六道の悪女たち 中村勇志

× 古くさい絵

本作の作画は決して下手ではありません。

しかし昭和や平成初期のヤンキー漫画を彷彿とさせるため、最近の洗練されたデザインに慣れている人にとっては、少し古臭いと感じるかもしれません。
特に、スカートの長いスケバンの悪女が登場するなど、ファッションやキャラクターの造形が昭和風である点が、若い世代にとっては馴染みにくいかもしれません。

逆に新鮮で魅力的と映る人もいるかと思いますので、参考に一部抜粋したコマを確認してみてください。

引用:秋田書店 六道の悪女たち 中村勇志

個人的な総評

個人的おすすめ度★★★☆☆

「六道の悪女たち」は、面白いと感じる部分も多かったけれど、個人的にはそこまでハマりませんでした。
理由は、おそらくこのマンガがメインターゲットとしているのが中高生くらいの若い層だと感じたからです。

決してつまらないマンガではなく、ギャグ要素はテンポが良く、思わず笑ってしまう場面も多々ありました。
悪女たちの強さと可愛さのギャップには笑わされましたし、主人公の弱さが逆にコミカルに描かれている点も良かったです。
また、友情をテーマにしたエピソードもあり、感動するシーンもありました。

ただ、私自身40代、数々のマンガを読んできたこともあって、物語全体としてのインパクトが少し弱く感じました。
キャラクターの成長や、ストーリーの深みを求めている人にとっては、若干物足りないかもしれません。
例えばヤンキー系で似た作品としては「東京リベンジャーズ」が思い浮かびます。
「六道の悪女たち」は「東京リベンジャーズ」ほど重くなく、痛々しいシーンも少ないです。

しかし、だからこそ、暴力や深刻なシーンが苦手な人でも、気軽に楽しめるラブコメ要素が魅力ともいえます。
中高生やマンガ初心者には非常に読みやすい作品です。
アニメ化もされ、SNSでも話題になるなど、多くのファンに支持されている作品であることは間違いありません。
特に、軽めのヤンキー系ラブコメが好きな人や、ギャップ萌えが好きな人には楽しんでもらえるでしょう。

もし「東京リベンジャーズ」や「クローズ」のような重い展開が苦手で、気軽に楽しめる作品を探しているなら、一度試してみる価値はあると思います。

まとめ:おすすめする人

「六道の悪女たち」は、ただのハーレム系漫画では終わらない、笑いと感動が詰まったユニークな作品です。
荒々しいヤンキーたちが織り成すラブコメとバトル要素、ギャグが見事に融合しており、誰でも楽しめるストーリーが展開されています。
ギャグが多めでシリアスすぎないので、軽快な作品を楽しみたい方に特におすすめです。
興味が湧いた方は、ぜひ「六道の悪女たち」を手に取ってみてください!

購読をおすすめする人
  • 10代から20代前半のラブコメ好き
  • ギャグマンガが好きな人
  • ハーレム系マンガ初心者
購読をおすすめしない人
  • セクシー要素を期待する読者
  • 純粋なバトル漫画を求める読者
  • ドロドロとしたシリアス展開が好きな人

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