食べ物に好き嫌いがあるのと同じように、どんなに面白いマンガでも、人によって好き嫌いがあります。
かなり高いお金だして買ったのに!
何十時間もかけて読み切ったのに!
つまらなかった、、、
という後悔ありませんか?
マンガ趣味歴25年以上、購読数5000冊以上の私があなたに合うマンガをご紹介します。
今回はこのような人へ向けて、、、
- ディズニー映画「ズートピア」おもしろかったなぁ
動物が擬人化された世界観って好きなんだよね
似たマンガないかな? -
「ズートピア」が面白かったと感じた方は、「BEASTARS(ビースターズ)」はより面白いと感じるはずです。
なぜなら「ビースターズ」はズートピアに非常に近い世界観を持っており、少し大人向けにシフトされた漫画だからです。
極力ネタバレなしで内容をレビューします。
あなたに合うマンガかどうか確認してみてください。
概要
基本情報
ジャンル | ヒューマンドラマ |
---|---|
作者 | 板垣巴留 |
掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
発表期間 | 2016年9月8日 – 2020年10月8日 |
巻数 | 全22巻(完結) |
あらすじ
中高一貫のエリート学校・チェリートン学園内で、ある日草食獣アルパカの生徒テムが肉食獣に殺されるという「食殺事件」が起きる。
テムと同じく演劇部部員であったハイイロオオカミの少年レゴシ(主人公)は、大型の肉食獣であることに加えて寡黙な性格や意味深な言動が災いし、テム殺しの犯人だと疑いの目を向けられてしまう。
引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「BEASTERS」
幸いこの疑惑はすぐに晴れることとなるが、結局真犯人は見つからないままであり、学園内に生まれた肉食獣と草食獣の確執のようなものが消えることはなかった。
レビュー
魅力、メリットなどの好評ポイント
擬人化された動物の群像劇
擬人化された動物たちの世界観は独特の雰囲気があります。言葉では伝えきれない魅力があります。
有名どころで似た作品は、「動物のお医者さん」「ズートピア(映画)」くらいでしょうか。
数少ない貴重な動物漫画です。
YOASOBI「怪物」の歌詞の元ネタ
歌手のYOASOBIの曲は小説などを元に作られていることはご存じでしょうか?
YOASOBIの「怪物」という曲は、このビースターズを元に作られています。
元々「怪物」は良い曲ですが、ビースターズを読むことによって、一層良い曲に聴こえるでしょう。
動物でもセクシーさを感じる画力
擬人化された動物の下着姿が描かれるところがあります。自分でも驚きですが、セクシーさ、色気を感じます。動物なのに。
画力の高いためでしょうか。一度見て欲しいです。
つまらなかった、デメリットなど不評点
動物のため感情移入しにくいかも
肉食動物と草食動物ならではの葛藤や苦悩が表現されますが、こちらは人間なので感情移入しにくいです。理解はできますが、共感はしにくいです。
もし動物ではなかったら話は凡庸かも
擬人化された動物だからこその魅力はあるものの、話の内容自体は少女漫画+αくらいな印象です。設定自体や世界観はわきに置き、話の本質だけ捉えようという人にとってはいまいちかもしれません。
総評
個人的なおすすめ度:★★★☆☆
個人的には擬人化された動物の世界観に魅力を感じず、ただ単に感情移入のしにくい漫画と感じてしまいました。葛藤するシーンや感動するシーンでいまいち感情を揺すられず。
「テラフォーマーズ」のように擬人化した生き物の特性を活かして戦うとかであれば感情移入は関係ないので、楽しく読めました。
しかし「ビースターズ」は擬人化した動物の特性を活かしてヒューマンドラマが進むので、感情移入できないのは大きなマイナス点でした。
ただこの漫画を読んだ後は、YOASOBIの「怪物」がよりいい曲に感じ、満足しています。
YOASOBIの「群青」という曲も「ブルーピリオド」という漫画を元に作られていますので、YOASOBI好きにはいずれも一読の価値ありかと思います。
まとめ
擬人化された動物の漫画は多くありません。
「動物のお医者さん」や「ズートピア(映画)」の世界観が好きな方は、こちらの「BEASTARS(ビースターズ)」も好きなはずです。
またYOASOBIの「怪物」という曲は「ビースターズ」を元に作られていますので、YOASOBI好きの方も、是非一読してみることをおすすめします。
▼中古なら安く全巻そろいます▼
コメント