シリーズの原点！マンガ「クローズ」はつまらない？あらすじ、おもしろさを紹介

食べ物に好き嫌いがあるのと同じように、どんなに面白いマンガでも、人によって好き嫌いがあります。

かなり高いお金だして買ったのに！
何十時間もかけて読み切ったのに！
つまらなかった、、、

という後悔ありませんか？
マンガ趣味歴25年以上、購読数5000冊以上の私があなたに合うマンガをご紹介します。

　

今回はこのような人へ向けて、、、

映画「クローズZERO」っておもしろいみたいね
原作マンガの「クローズ」読んでみようかな？
「東京リベンジャーズ」とか「今日から俺は!!」とかも見て、結構不良マンガ好きみたいなんだよね

不良少年たちの戦いと友情を描いた「クローズ」は、迫力あるバトルシーンや熱いドラマで多くのファンを魅了してきました。
映画と原作マンガは大きく異なるため、別物という前提で読むと違和感なく楽しめます。

極力ネタバレなしで内容をレビューします。
あなたに合うマンガかどうか確認してみてください。

概要

基本情報

ジャンル	不良、青春
原作・作画	高橋ヒロシ
掲載誌	月刊少年チャンピオン
発表期間	1990年 – 1998年
巻数	全26巻

あらすじ

鈴蘭男子高等学校、通称「カラスの学校」に新たな嵐が吹き荒れる！

最強の座を目指し、己の拳で道を切り開く転校生・坊屋春道がついに登場。
明るく豪快な性格の彼の圧倒的な強さが、鈴蘭の不良たちの運命を大きく揺さぶる！

友情と裏切り、激しいバトルが織り成す青春群像劇。
「クローズ」は、ただのケンカマンガではない。
男たちの熱き魂がぶつかり合う、心揺さぶるストーリーがここにある。

鈴蘭最強の称号を手にするのは誰か？その目で確かめよ！

レビュー

面白い、魅力などの好評点

〇 王道不良マンガの元祖

不良に憧れる、強さに憧れる、芯のある熱い男に憧れる、男の友情に憧れる。
東京リベンジャーズのようなタイムリープはない。
今日から俺は!!のようなギャグ満載ではない。
「クローズ」は他校や暴走族との派閥争いばかりの王道不良マンガです。

さらに古い不良マンガでビーバップハイスクールがありますが、さすがに時代背景が古すぎて、今読んでもおもしろさが半減です。
クローズは古い中でも今読んでも楽しめます。

最初の数巻は絵が下手な気がしますが、少し我慢してください。
徐々に上手くなってくるのか、気にならなくなります。

〇 迫力あるバトルシーン

各キャラクターの個性や技術が反映されたバトルシーンは、緊張感と迫力に満ちています。
特に、主人公の坊屋春道の戦闘スタイルはシンプルながらも力強く、見ていて爽快感があります。
拳の一撃一撃がどれだけ重いか、どれだけの覚悟を持って戦っているのかが伝わってきます。

〇 男の友情と絆が熱い

単なる暴力や抗争に留まらず、仲間との友情や絆が物語の大きなテーマとして描かれています。
初めは敵対しつつも拳を交えて、深い信頼と絆で結ばれていきます。

「昨日の敵は、今日の友」

敵だったあいつが、ここまで体を張る、それだけで胸が熱くなります。
変なこねくり回しはいらず、どストレートでいいですね。

引用：秋田書店　クローズ　１巻　高橋ヒロシ

つまらない、難点など不評点

× 映画の方がおもしろい？

映画は原作であるマンガに忠実ではありません。
映画は万人受けにリメイクされています。
そのため、映画の方がおもしろいと感じる人はいるでしょう。

原作は1990年代のマンガで絵も古いです。
対して映画化は2007年にされ大ヒットしました。
映画がおもしろかったから原作マンガを読もうという人は、映画とマンガは別の作品と認識して読むことをおすすめします。 マンガにはマンガの良さがあります。

× 暴力描写の多さ

不良と暴力が物語の中心にあります。
よって不良や暴力行為自体に対する批判的な視点を持つ人には、受け入れがたい場面ばかりです。
不良や暴力が嫌いな人には全く合いません。

× 男ばかりで暑苦しい

全くと言っていいほど女性キャラクターは登場しません。

どのページも男、男、男、、、

ここまで女性キャラクターが出てこないのは珍しいのではないでしょうか。
いい意味で削ぎ落されて、男の中の男のマンガに仕上がっていますが、万人受けするようなマンガではないです。

個人的な総評

個人的おすすめ度★★★★☆

私は全く不良ではありませんでしたが、非常に楽しめました。
昔にやんちゃしていた友達もおもしろいと言っていたので、男なら魅力を感じるマンガなのだと思います。

ただ全くと言っていいほど女性キャラは出てこず、男気あふれる男ばかりです。
男同士でふざけたりはありますが、チャラチャラせず、ほんと熱い男ばかりで暑苦しいほどです。
ここまで振り切っているマンガはなかなかないでしょう。

読む人を選ぶでしょうが、その分ハマる人にはがっつりハマると思います。

まとめ

「クローズ」は不良少年たちの戦いと友情を描いた、迫力あるバトルシーンや熱いドラマが魅力の作品です。
暴力的な描写や現実離れした部分もありますが、それを上回る魅力と感動が詰まっています。
この作品を通じて、自分の青春を再体験し、熱い気持ちを蘇らせてみませんか？

あなたに合うマンガでしたでしょうか。

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