食べ物に好き嫌いがあるのと同じように、どんなに面白いマンガでも、人によって好き嫌いがあります。
かなり高いお金だして買ったのに!
何十時間もかけて読み切ったのに!
つまらなかった、、、
という後悔ありませんか?
マンガ趣味歴25年以上、購読数5000冊以上の私があなたに合うマンガをご紹介します。
今回はこのような人へ向けて、、、
- 最近いろいろあって、なんか気分があがらないんだよね
マンガ読んで気分転換しようかな
読んで気持ちが前向きになったり、胸が熱くなるマンガないかな? -
熱血教師と不良生徒たちが織り成す感動的な野球ドラマ『ルーキーズ』がおすすめです。
学校を舞台に、夢を諦めかけていた若者たちが再び夢を追い求める成長物語です。
友情、努力、挫折、そして再挑戦のストーリーが満載で、読む人の心に深く響きます。
こんな人におすすめ
ろくでなしブルースが好きな人
ろくでなしブルースと同じ作者で、同じく不良、スポーツ、笑いありの物語のため、ハマること間違いなしです。
挫折から立ち直る勇気を求める人
キャラクターたちの成長過程を通じて、困難に立ち向かう方法や希望を見つける手助けになります。
何かに熱くなりたい人
登場人物みな熱く、再び夢を追い求める成長物語のため、読むと胸が熱くなり行動したくなります。
極力ネタバレなしで内容をレビューします。
あなたに合うマンガかどうか確認してみてください。
概要
基本情報
ジャンル | スポーツ(野球)、不良、青春 |
---|---|
原作・作画 | 森田まさのり |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
発表期間 | 1998年 – 2003年 |
巻数 | 全24巻 |
あらすじ
二子玉川学園高校(通称ニコガク)へ赴任してきた新人教師・川藤幸一(かわとう こういち)。
ニコガクの野球部は、かつては春のセンバツ甲子園出場まで果たしていた伝統ある部であったが、部員の起こした不祥事により活動停止に追い込まれ、現在では不良の溜まり場と化し、部員達は自暴自棄になっていた。
そんな部員たちの心の奥底に残る情熱を見抜いた川藤は野球の「や」の字も知らなかったが、自ら顧問となって野球部の再建に乗り出す。初めは川藤を馬鹿にしていた不良部員たちも、次第に彼の親身になって自分たちと向き合おうとする態度に心を動かされ、様々な試練や逆境に見舞われながらも一致団結して夢の甲子園を目指し奮闘していく。
引用:「ROOKIES」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レビュー
面白い、魅力などの好評点
〇 感動的なストーリー展開
様々な登場人物が出てきます。
傲慢なピッチャー、気の弱いキャプテン、足が速いだけの人、孤立した4番、上達しない人、、、
彼らひとりひとり挫折と再起の連続で、心を揺さぶるシーンが多いです。
自分に照らし合せると、傲慢になり失敗してしまったり、苦手なリーダーを任されたり、孤立して、頑張っても上手くいかなかったり。
読むときどきによって、誰かに重ね合わせ、深く感動することでしょう。
逆境を乗り越える姿勢や、夢を諦めずに追い続ける姿が描かれ、希望を与えます。
〇 数々の名言
心に響く名言が多く、読後に印象に残る言葉がたくさんあります。
キャラクターのセリフやモノローグには、人生の教訓が詰まっています。
「夢にときめけ 明日にきらめけ」
引用:集英社 ROOKIES 森田まさのり
「道を切り拓くものは自信と勇気だ」
「エラーは許す!言い訳する奴は殺す!」
単純な物語だけでなく、名言としても記憶に残りやすいため、後ろ向きになりそうなとき、ふと思い出し心の支えになるでしょう。
また教師である川藤幸一は偉人達の名言を流用し、生徒たちを支えます。
「過って改めざる これを過ちという」
引用:集英社 ROOKIES 森田まさのり
「船頭多くして船山へのぼる」
「怒りは無謀を以て始まり後悔を以て終わる」
教養を深めつつ、人生の価値観が磨かれます。
〇 野球マンガとしても魅力的
1試合が数巻にわたり、一つ一つが丁寧に描かれます。
絵のクオリティが高く、細部まで描かれているため、視覚的にも楽しめます。
キャラクターの表情や動作が生き生きとしており、感情が伝わりやすいです。
試合シーンの迫力や緊張感が、他の野球マンガとは一味違います。
しかし野球がメインかと聞かれると、違います。
野球を通じて、個々の葛藤や成長、友情、チームワークが描かれます。
シリアスなシーンだけでなく、笑いの要素も取り入れられており、野球のルールや戦略に詳しくなくても楽しめます。
引用:集英社 ROOKIES 1話 森田まさのり
つまらない、難点など不評点
× 感情描写の過剰さ
感動的なシーンが多いですが、過剰な感情描写がくどく感じることもあります。
感情の高まりが多すぎて、現実感を失うことがあります。
熱いのが魅力ですが、熱すぎて引いてしまう感じです。
過剰な演出が感動を減少させる場合もあります。
× 試合シーンの長さ
野球の試合シーンが長く、野球に興味がない人には退屈に感じる可能性があります。
試合中も登場人物たちの葛藤や成長にフォーカスがあたり、笑いもありますが、野球が嫌いな人は合わないでしょう。
試合シーンが詳細すぎて、テンポが悪く、冗長に感じると思います。
× 現実ではあり得ない
フィクションとして受け入れるべきですが、現実では考えられない展開が多いです。
教師と生徒の関係性や、問題解決の方法が非現実的に感じることがあります。
必殺技や超人プレイはないので、現実的とミスリードされがちですが、スポーツドラマとしての誇張が過ぎます。
フィクションとして楽しんでください。
個人的な総評
個人的おすすめ度★★★★★
「ルーキーズ」の一番の魅力は、読むたびに違う箇所で感動するところです。
大半のマンガは、昔はおもしろく感じたけど、今読むとそれほど面白く感じなかったりします。
もしくは同じところで感動するものですよね。
しかし「ルーキーズ」は読むたびに違う箇所で感動します。
自分の年齢、状況によって、感動する箇所が違ってくるのです。
笑いがあり、マンガで気軽に読みながら、前向きになれます。
心が洗われて、価値観が磨かれていきます。
マンガにはいろんなおもしろさがありますが、ルーキーズほどプラスの力をもらえるマンガはないです。
当時はドラマ化、映画化もされ、大ブームとなったため、既に読んだ、見た方も多いかと思います。
しかし今また読むとまた違った良さを感じるはずです。
特に気分がなんか上がらないとき、気分転換に読んで欲しいマンガです。
まとめ
『ルーキーズ』は、挫折や困難に立ち向かう若者たちの成長を描いた感動的な青春物語です。
教師と生徒の信頼関係や友情の深まり、スポーツの魅力が余すところなく描かれており、読む人に勇気と感動を与えます。
- ろくでなしブルースが好きな人
- 挫折から立ち直る勇気を求める人
- 何かに熱くなりたい人
- スポーツに興味がない人
- 感動的な物語を好まない人
- 非現実的な展開を嫌う人
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