食べ物に好き嫌いがあるのと同じように、どんなに面白いマンガでも、人によって好き嫌いがあります。
かなり高いお金だして買ったのに!
何十時間もかけて読み切ったのに!
つまらなかった、、、
という後悔ありませんか?
マンガ趣味歴25年以上、購読数5000冊以上の私があなたに合うマンガをご紹介します。
今回はこのような人へ向けて、、、
- バキって色んなマンガ出てるよね。
「刃牙道」っておもしろいの?
バキシリーズ初めて読むけど、大丈夫? -
今まで刃牙シリーズを見たことがない方は、読まない方が良いです。
本作は刃牙シリーズの4作目にあたります。本作から読んでも登場人物の背景が分からず、面白さが1/10くらいになるかと思います。逆に今まで刃牙シリーズを読んできた方は、もう刃牙が癖になっていますね?
本作も期待を裏切りません。
特に好きなキャラが列海王、もしくは本部以蔵の方には読んで頂きたいです。
極力ネタバレなしで内容をレビューします。
あなたに合うマンガかどうか確認してみてください。
概要
基本情報
作者 | 板垣恵介 |
---|---|
掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
発表期間 | 2014年 – 2018年 |
巻数 | 全22巻 |
刃牙シリーズは以下の通りで、本作は4作目となります。
「グラップラー刃牙」→「バキ」→「範馬刃牙」→「刃牙道」→「バキ道」→「刃牙らへん」(執筆時2024/6/18連載中)
あらすじ
地上最強の親子喧嘩から数か月後。
名だたる格闘家たちを耐え難い退屈が襲っていた。それは地上最強の倅となった刃牙も例外ではなかったが、ある晩、どんなに試合や過酷なトレーニングを行っても止まらなかったあくびが急に収まった。
引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「刃牙道」
何か予感めいたものを感じる刃牙。
その予感は正しく、同時刻には東京スカイツリーの地下で宮本武蔵が現代に復活したのである。
※以降、魅力などを伝えるにあたり、多少のネタバレは含みますが、読む楽しみを奪わないよう、またより読みたくなる範囲にとどめています。
レビュー
魅力、メリットなどの好評ポイント
今回の対戦相手は宮本武蔵
ピクルという原始人まで出して、もう対戦相手いないだろうと思ったら、過去の偉人を蘇らせるとは。しかもスカイツリー(実際の高さ634m、ムサシ)の地下で。
さらに「DNAから肉体だけ再生してもダメ、魂をしっかり入れないと」と。初めから刃牙節全開。
蘇った後は、人間業ではない戦いの数々に、刃牙節全開の解説に、刃牙好きにはたまりません。
本部以蔵に焦点があたる
今まで刃牙シリーズを知っている方にとっては驚きでしょう。あの実戦型柔術、暗器使いの本部以蔵です。
初期のグラップラー刃牙から度々登場しますが、毎回大した活躍もなく、名脇役となっていましたが、本作では主役級にスポットが当たります。
本部以蔵ファンは必見!(そんな人いますかね、、、)
中国拳法4000年の歴史、列海王が・・・
細かくは書けません。大きくネタバレになってしまいますので。
列海王のキャラが好きな人は多いのではないでしょうか?今までも度々スポットを浴び、非常にいいキャラをしていました。列海王のキャラが好きな人は是非読んであげてください。
余談で、刃牙シリーズはスピンオフ作品が多いですが、先日「バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ」というのが出ていることを知りました。もう題名からして面白すぎです。いかにも列海王っぽい。
実際読んでみましたが、原案が板垣恵介なだけで、原作、漫画は他の方が書かれているので、ちょっと個人的にはハマりませんでした。題名を見た時が一番のピークでした。
でも内容がいまいちと聞いていても、題名を見たら少しは読みたくなりませんか?
つまらなかった、デメリットなど不評点
良くも悪くもワンパターン
今まで刃牙シリーズを読んできている人なら分かると思います。本作も良くも悪くもいつも通りです。
期待を裏切ることはしませんが、大きく期待を超えることはありません。
そこを良しととらえる人もいれば、そこを良くないととらえる人もいるかと思います。
終わり方はいまいちかも
楽しく読み進めて、最後の終わり方は「え!?」と思いました。
前作の範馬刃牙は、親子喧嘩が最後なので非常に盛り上がって終わりましたが、本作の刃牙道は盛り上がったところで、シュンっと終わるイメージでした。
いい終わり方なのでしょうか。個人的には終わり方はいまいちに感じてしまいました。
総評
個人的には刃牙好きなので、いい意味で期待を裏切らず、終わり方が少しのいまいちであっても、全体的には非常に楽しく読めました。変に解説をこねくり回し、人間離れした強さ、今までの刃牙シリーズが好きであれば、変わらず本作も楽しめると思います。
しかし今まで刃牙シリーズにそこまでハマらなかった方は、1作「グラップラー刃牙」、2作目「バキ」あたりまで読めば、十分ではないでしょうか。
まとめ
もう最近の刃牙シリーズは、刃牙好きの人しか見ないと思います。良くも悪くも本作も期待通りの作品でした。
今までの刃牙シリーズが好きな方は、読んで満足するかと思います。
特に本部以蔵、列海王のキャラが好きな方には是非読んて頂きたい内容となっています。
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