マンガ「るろうに剣心」はつまらない?鬼滅の刃に似ていておすすめ

食べ物に好き嫌いがあるのと同じように、どんなに面白いマンガでも、人によって好き嫌いがあります。

かなり高いお金だして買ったのに!
何十時間もかけて読み切ったのに!
つまらなかった、、、

という後悔ありませんか?
マンガ趣味歴25年以上、購読数5000冊以上の私があなたに合うマンガをご紹介します。

 

今回はこのような人へ向けて、、、

鬼滅の刃おもしろかったなぁ
やっぱり刀で戦うって独特の良さがあるよね
他にも似たマンガないかな?

明治時代初期の日本を舞台にした『るろうに剣心』がおすすめです。
佐藤健さん主演で映画化もされ、アニメ化もされている人気の作品です。

主人公の剣心(けんしん)は、かつて「人斬り抜刀斎(ひときりばっとうさい)」として恐れられていましたが、今は人を助けるために戦う流浪人(るろうに)として生きています。
魅力的なキャラクターや迫力あるアクション、美しい絵がたくさん詰まった作品です。

こんな人におすすめ

鬼滅の刃が好きな人
剣心の剣術をはじめとする迫力ある戦闘シーンが多くあります。

深い物語のアクションマンガを楽しみたい人
キャラクターの成長や葛藤、仲間たちとの絆など、心温まるエピソードと同時に、迫力あるアクションが楽しめます。

ついでに歴史を少し学びたい人
史実とだいぶ異なりますが、歴史的な背景や登場人物を少し取り入れられていますので、学びのきっかけになります。

極力ネタバレなしで内容をレビューします。
あなたに合うマンガかどうか確認してみてください。

目次

概要

基本情報

ジャンル歴史、アクション、ドラマ
原作和月伸宏
掲載誌週刊少年ジャンプ
発表期間1994年 – 1999年
巻数全28巻

あらすじ

幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客、緋村剣心。
明治維新後は「不殺」(ころさず)を誓い、流浪人として全国を旅していた。

神谷薫との出会いや、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵たちとの戦いを通じて、贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索していく。

引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「るろうに剣心」

レビュー

面白い、魅力などの好評点

〇 主人公のキャラが魅力的

主人公の剣心は、かつては冷酷な暗殺者「人斬り抜刀斎」として恐れられていましたが、今では人を助けるために生きる優しい人物です。
「絶対に人を殺さない」という信念を持ち、帯刀しているのは逆刃刀(さかばとう)です。

逆刃刀(さかばとう)の説明
引用:集英社 るろうに剣心 1話 和月伸宏

彼の優しさと強さのバランスが絶妙で、とても魅力的です。
例えば、普段は温厚で優しい剣心が、仲間を守るために戦うときにはその剣技が圧倒的であるところに、彼の人間性がよく表れています。

迫力あるアクションシーン

登場人物の技の数々は魅力的かつ非常に迫力があります。

主人公 剣心の「飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)」
元新選組 斎藤一の「牙突(がとつ)」
四乃森蒼紫の「回天剣舞」 

特に、敵との一騎打ちのシーンは緊張感があり、ページをめくる手が止まりません。
例えば、敵の大将との最終決戦は、緊張感と迫力が最高で、息を呑む瞬間が連続します。
アクションの描写が細かく、美しい絵で描かれているため、まるで映画を観ているような感覚になります。

〇 深い人間ドラマ

剣心とその仲間たちの関係だけでなく、敵についても深く描かれています。
剣心が過去の罪を償おうとする姿勢は、特に感動的で心に残ります。

敵についても、悲しい過去や信念があり、敵に感情移入することもあります。
敵には敵の正義があり、感動すると同時に深く考えさせられます。

〇 歴史を少し学べる

明治時代の日本を舞台にしており、歴史的な背景や登場人物が取り入れられています。
例えば、新選組、高杉晋作、大久保利通の暗殺など、描かれます。
マンガとしてのエンタメが中心で、史実通りではないですが、歴史を学ぶきっかけにはなります。
歴史的な出来事や文化に触れながら、エンターテインメントとしても楽しめる点が魅力です。

引用:集英社 るろうに剣心 1話 和月伸宏

つまらない、難点など不評点

× 長い中だるみ

物語が進む中で、一部のエピソードや章が長く感じられることがあります。
例えば、剣心が新たな敵と出会い、その敵の過去や背景が長々と描かれるシーンは、少し冗長に感じることがあります。
敵のことも深く知れるからおもしろいと感じる人もいれば、冗長でつまらないと感じる人もいると思います。

× 脇役同士の戦いの数々

主人公不在で、脇役同士で戦うことが頻繁にあります。
それくらい各キャラクターに魅力がありますが、数巻にわたり続くことがあります。
さすがに「いつまで主人公戦わないの?」と感じることはあるでしょう。
特にあまり好きではないキャラクターの戦闘が続くと、つまらないと感じると思います。

× 不死身すぎる

刀同士の戦いなのに、既にお互いボロボロになっているのに、戦いが長期化します。
「鬼滅の刃」のように呼吸法で、能力を上げているわけではなく、単純に気合です。
そこはマンガだと割り切るべきですが、気になってしまう人はいるかもしれません。

個人的な総評

個人的おすすめ度★★★★★

「るろうに剣心」は名作マンガだと思います。

私は小学生から中学生の頃に読んでいましたが、その技の数々に魅了されました。
棒を持てば「牙突」、素手なら「二重の極み」を繰り出していました、人形相手に。

また、このマンガで初めて「新選組」や「高杉晋作」、「大久保利通」などの歴史上の人物を知りました。
中学の授業でこれらの人物が登場すると、「るろうに剣心で見た人だ!」と感動したので、きっと勉強にもプラスだったでしょう。

全体を通して私にとって「るろうに剣心」は元祖「鬼滅の刃」というイメージです。
刀による多彩な技、主人公や仲間の絆、敵の背景に焦点を当てる点、強い女性キャラクターの登場など、共通する要素が多いです。
大人になってから映画化された「るろうに剣心」を観ても、その魅力は色褪せることなく、楽しむことができました。子供から大人まで楽しめる作品です。
「鬼滅の刃」が好きな人は、「るろうに剣心」もきっと気に入ると思います。

余談で、アニメ版も素晴らしく、特に歌が印象的ですね。
以下、使用された楽曲です。

「そばかす」JUDY AND MARY
「1/2」川本真琴
「君に触れるだけで」CURIO
「Tactics」THE YELLOW MONKEY
「HEART OF SWORD~夜明け前~」T.M.Revolution
「the Fourth Avenue Cafe」L’Arc~en~Ciel
「1/3の純情な感情」SIAM SHADE

記事を書くために調べ直しましたが、名曲ばかりですね。すごい!
個人的には、「君に触れるだけで」CURIOが隠れた名曲と感じます。

まとめ

『るろうに剣心』は、「鬼滅の刃」の系統に非常に近いマンガです。
歴史的な背景を織り交ぜながら、迫力あるアクションシーン、心に響くドラマが詰まっています。
過去の罪と向き合い、新たな未来を切り開こうとする剣心の姿は、多くの人に勇気と感動を与えてくれることでしょう。

おすすめする人
  • 鬼滅の刃が好きな人
  • 深い物語のアクションマンガを楽しみたい人
  • ついでに歴史を少し学びたい人
おすすめしない人
  • テンポの速い物語を好む人
  • リアリティを求める人

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