マンガ「BLUE GIANT」はつまらない?ジャズが学べモチベーションも上がる

ジャズ聞いたことありますか?
大人の教養として、少し知りたいと思ったことはありませんか?
でもよく分からないし、わざわざ勉強するほどモチベーションもあがらない、、、

と思っているあなた、「BLUE GIANT(ブルージャイアント)」を読んでみるのはいかがでしょうか。
「ブルージャイアント」は、ジャズをテーマにした漫画です。世界一のジャズプレーヤーを目指す高校生、宮本大(みやもとだい)の成長と出会いの物語になります。
ジャズの基礎知識に加え、感動や高揚感を与えてくれます。

単純に漫画としても面白いのでジャズに興味のない方へもおすすめです。

目次

概要

基本情報

作者石塚真一
掲載誌ビッグコミック
発表期間2013年5月10日 – 2016年8月25日
巻数全10巻

映画化もされた「岳」と同じ作者になります。「岳」の次に描いた作品です。

あらすじ

ジャズに心打たれた高校3年生の宮本 大は、川原でサックスを独り吹き続けている。
雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。
「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」
努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。
無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は仙台、広瀬川から始まる。

引用:小学館 BLUE GIANT 1巻 石塚真一

レビュー

魅力、メリットなどの好評ポイント

主人公の前向きさに刺激されてモチベーションがアップする

逆境でも前を向いて行動します。
さんざん練習し、やっと掴み取った初のステージは、観客からバッシングを受けて、途中退場。そんなときでも「おもしろい」と前向きに捉えます。もう変人です。でもその姿を見て、プラスのエネルギーをもらえます。

成功について考える機会を得る

少年漫画のように少し修行してすぐ強くなったりしません。ブルージャイアントではめちゃくちゃ練習しても、少しだけしか上手くなりません。成功する可能性を少し掴むくらいです。運がからみ、失敗することもあります。楽して成功は得られないということを痛感させてくれます。

ジャズの入門書

楽しく漫画を読んでいるだけなのに、ジャズの知識が増え、興味が湧いてきます。例えば、ジャズってアドリブがあるのか、楽器買えば終わりじゃなくて消耗品があってお金がかかるのか、テクニックだけじゃなくて肺活量も重要なのか、ジャズバーってそんな雰囲気なのかな、など。

つまらなかったところ、デメリットなど不評点

本格的なジャズ好きの人にとっては気になる点もあるかも

私はジャズは全く知りませんので、非常に楽しく読めました。ネットで調べたところ、ジャズをやっている人にとっても、「ブルージャイアントを通してジャズに興味を持ってくれる人が少しでも増えたら嬉しい」と好評なようでした。ただ多分、ジャズについて正確に表現されているのか不明でした。
ブルージャイアントを読んだだけでジャズを知っているとまでは言わない方がいいかもしれません。

恋愛要素はいらないかも

ジャズの描写は、苦悩や葛藤、努力と喜びなど深く表現されていますが、恋愛に関してはなぜかあり得ないほどトントン拍子でいきます。ジャズで世の中そんな甘くないと表現しながら、恋愛は甘々です。個人的にはちょっと違和感を覚えてしまいました。

総評

個人的には読んで良かったです。お勧めしたい作品と感じました。
ジャズを少し知れて、読んで前向きになれます。映画化もされ、有名な作品なので、知り合いと感想を言い合える機会も多いです。
ブルージャイアントの前の作品「岳」も有名でしたので、この作者:石塚真一さんの作品はヒット連続です。

ブルージャイアントは第1部になります。区切りがいいので、第1部だけ読んでも満足します。
第2部以降は、舞台を変え、まだまだ続いています。

「BLUE GIANT」→「BLUE GIANT SUPREME」→「BLUE GIANT EXPLORER」→「BLUE GIANT MOMENTUM」(執筆時2024/6/17連載中)

まとめ

「BLUE GIANT(ブルージャイアント)」は、楽しく漫画を読みながら、ジャズの知識が身に付き、モチベーションも上げてくれます。
少しでもジャズに興味がある方、なんかモチベーションが下がっている方は、気分転換にブルージャイアントを読んでみてはいかがでしょうか?

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