マンガ「サマータイムレンダ」はつまらない？アニメとの違いは？

食べ物に好き嫌いがあるのと同じように、どんなに面白いマンガでも、人によって好き嫌いがあります。

かなり高いお金だして買ったのに！
何十時間もかけて読み切ったのに！
つまらなかった、、、

という後悔ありませんか？
マンガ趣味歴25年以上、購読数5000冊以上の私があなたに合うマンガをご紹介します。

　

今回はこのような人へ向けて、、、

サマータイムレンダって面白いの？
自分に合いそうな内容かな
漫画とアニメどっちがおすすめ？

「サマータイムレンダ」は、タイムリープ（SF）、サスペンス、バトルが絶妙に融合したマンガです。
アニメ化もされ、大人から子供まで楽しめる内容となっています。
アニメもマンガもほぼ同じ内容なので、動画が好きか、本が好きかで選べばよいです。

極力ネタバレなしで内容をレビューします。
あなたに合うマンガかどうか確認してみてください。

概要

基本情報

ジャンル	SF、サスペンス、バトル
作者	田中靖規
掲載サイト	少年ジャンプ+
発表期間	2017年10月23日 – 2021年2月1日
巻数	全13巻

あらすじ

2018年7月22日。網代慎平は幼馴染・小舟潮の訃報を聞き、葬儀に参列するために2年ぶりに生まれ育った故郷・日都ヶ島（ひとがしま）に戻る。
潮は海の事故で亡くなったと聞いていたが、居合わせた親友の話では潮の死には不可解な点があり、他殺の可能性が浮上する。
その背後に見え隠れするのは、日都ヶ島に昔から伝わる「影」の存在。

『「影」を見た者は死ぬ』──｡

翌日、突如として島民一家が姿を消した。

引用：フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』「サマータイムレンダ」

レビュー

面白い、魅力などの好評点

ゲームのような面白さ

漫画を読んでいて、まるでゲームをやっているような面白さがります。

タイムリープして、情報や装備を集め、攻略していく様は、RPGのようです。
最初は全容すら分からない強大な敵ですが、タイムリープする毎に徐々に攻略へと前進していきます。
レベルを上げ、装備を整えても、まだまだ強大な敵に、低レベルの主人公たちが最大限に戦略を駆使して戦います。
通常のバトル漫画だと、初期の頃のキャラは後半全く活躍しなくなりますが、後半でもヤムチャのような弱小キャラが活躍したりします。

またバトルシーンでは、スプラトゥーンやカービィを彷彿させます。
そして最後は全クリしたような爽快感があります。

単行本のあとがきなどを読むと、作者は大のゲーム好きのようです。
ゲーム好きならきっと、この漫画にハマるでしょう。

綿密な設定、伏線、回収

綿密な設定、伏線、そして伏線回収、非常に完成度の高い漫画です。

単行本の最後におまけで、非常に細かく設定が記載されています。読む気になれないほど。まるでハンターハンターのようです。
ここまで考えて、ストーリーを組み立てているから、話に辻褄が合い、設定が活かされているのだろうと感じました。

ハンターハンターが好きならきっとこの漫画にハマるでしょう。

全13巻でちょうどよい長さ

同時期のタイムリープ系漫画の東京リベンジャーズは全31巻です。
ここまで長いと読むのに腰が重いです。
逆に短すぎると物足りなかったりします。

サマータイムレンダは全13巻で、長すぎず短すぎずちょうどよい長さです。
作者いわく、全体のストーリー、エンディングを決めてから連載を開始した、とのことなので、変に間延びしたりせず、濃密な全13巻となっています。

引用：サマータイムレンダ　3巻

つまらない、難点など不評点

複雑すぎてついていけないときがある

綿密な設定、伏線、伏線回収は良いところではありますが、ときどき複雑過ぎてついていけないことがあります。
また良くも悪くも先が読めないので、読んでいて結構頭を使います。

そのため、難しい話は苦手という人や、気軽に漫画を読みたい気分というときには、向かない漫画です。

バトルシーンの迫力は物足りないかも

バトルがメインの漫画ではないですが、バトルシーンの迫力、見応えはもう一押し欲しいと感じます。
コマ割りなのか、構成なのか、絵力なのか、プロでないので言語化は難しいですが、ハンターハンターなどと比べてしまうと何か物足りない印象を受けます。

今一つワクワク感に欠けるというか、バトルシーンも比較的多いので、気になってしまう人はいるかもしれません。

総評

個人的おすすめ度★★★★☆

綿密な設定、伏線、伏線回収と、完成度の高い漫画と感じました。
読み進めるたびに徐々に全容が明らかになっていき、読み終わった後のスッキリ巻、満足感は非常に高かったです。
また最後まで強さがインフレせず戦略中心で戦う点は、個人的に好きでした。

ただなぜか次はどうなるんだろうワクワク感は少なかったです。
いつもはハマると一気に読むのですが、サマータイムレンダは毎日少しずつ読み進めました。
多分、綿密な設定、伏線ゆえに話が難しく、「次どうなるんだろう？」という先を読みたい感情より、「ん？どういうことだ？」という振り返る感情の方が多かったためと考えられます。
その点で★を一つ減らしました。

総合的には、タイムリープものの中では上位の面白さで、読んで良かったです。

引用：TVアニメ『サマータイムレンダ』公式サイト

原作（漫画）とアニメとの違い

基本情報（アニメ）

放送開始日	2022年4月14日
話数	全25話
監督	渡辺歩
脚本	瀬古浩司

キャスト、声（アニメ）

網代 慎平 （あじろ しんぺい）：花江夏樹
小舟 潮 （こふね うしお） :永瀬アンナ
小舟 澪 （こふね みお） :白砂沙帆
菱形 窓 （ひしがた そう） :小野賢章
南方 ひづる（みなかた ひづる） :日笠陽子

レビュー、原作漫画との違い（アニメ）

漫画とアニメは、ほぼほぼ同じです。

違いは、基本的にアニメの方が少し省略されています。
ただ最終話に限っては、アニメの方が補完され、後日談が充実して描かれています。

私は漫画もアニメも両方見ましたが、アニメが省略されているといっても、作品の魅力を損なうレベルではないため、漫画でもアニメでも個人の好きな方を見るのが良いと思います。
アニメ好きなら、わざわざ原作だからと漫画を読まず、アニメを見る方が満足度が高いと思います。

どちらでもいいという方は、「漫画を全巻読み、アニメを最終話だけ見る」というのが最も良いかと思います。

まとめ

「サマータイムレンダ」は、タイムリープ（SF）、サスペンス、バトルが絶妙に融合した漫画です。
非常に完成度の高い漫画で、面白く、読み終わった後の爽快感は格別です。
アニメもマンガもほぼ同じ内容なので、動画が好きか、本が好きかで選ぶと満足度が高いと思います。

あなたに合うマンガでしたでしょうか。

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