『8番出口』が合う人/合わない人:観る前チェック【レビュー】

・2024年に大ヒットしたゲーム『8番出口』の実写映画化!
・95分でサクッと完結。
・同じ日々にマンネリを感じている人にはぴったり。
・ホラー要素ありなので、ホラー苦手な人は注意。

この作品が合う人
  • 同じ日々の繰り返しにマンネリを感じている人
  • 短時間で1本観きりたい人
  • 人気作品を観ておきたい人
この作品が合わない人
  • ホラーが苦手な人
  • 濃い人間ドラマを期待する人
  • ゲームの内容を細かく知っている人

極力ネタバレなしでレビューします。
あなたに合う作品かどうか確認してみてください。

目次

基本情報/あらすじ

基本情報

ジャンルホラー、ミステリ
公開日2025年
上映時間95分

あらすじ

異変を見逃さないこと。
異変を見つけたら、すぐに引き返すこと。
異変が見つからなかったら、引き返さないこと。
8 番出口から、外に出ること。

引用:Filmarks 「8番出口」

レビュー:見どころ/注意点

見どころ① 人気ゲームを見事ゲーム化

観る前は、あのストーリーのないゲームをどうやって一本の映画に仕上げるんだ?そんなに時間もたなくない?と思っていたが大丈夫だった。
ゲームの世界観を結構忠実に再現しつつ、ゲームにはない人物のドラマが、映画にはある。
人間ドラマがメインというわけではないが、人間ドラマのおかげて95分を飽きずに観られる一本。

見どころ② 日常のマンネリを見直すきっかけ

ゲームのルール「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと。」を映画では人間ドラマへも落とし込んでいる。
日常生活でも「異変(引っかかり)に気づいたら、引き返すこと」と受け取った。
たとえば「このままでいいのかな」「転職しようかな」「やってみたいことがある」など考えるときはあると思う。
このとき異変(気づき)を素通りすれば、同じ日々の繰り返し
アインシュタインの言葉「同じことを繰り返して違う結果を期待するのは狂気」と同じで、今までと違う行動を取らないと何も変わらない。

でも日々同じ行動をしていたほうが楽なんだよね。他人や環境ののせいにした方が楽だし、楽な変化には飛びつきたくなるし。
映画の中にも、自分の見落としを他人に八つ当たりする人安易な変化に飛びつく人が出てくるので、行く末を見て欲しい。
反面教師として「私はそうならないようにしよう」と思った。

注意点① ホラー感はゲームより増量

映画の演出(音・光・“間”)で、ホラー感は増している
私はホラーが苦手なので、怖くなりそうなシーンは薄目で画面の端を見ていた(笑)。
ここは完全に人を選ぶ。
といってもガチガチのホラー映画ではなく、少しホラー要素が入っている程度。
子どもにはきつめ/大人なら概ねOKくらいの怖さ。

ホラー映画自体あまり好きではない私にとってはデメリットだったが、特にホラーが苦手でなければ、程よい緊張が続くので、映画ならではの良さでもある。

注意点② ゲームの詳細は知らない方が楽しめる

私はゲームはやっていないけれど、実況動画で内容は知っている状態で観た。
結論として、初見(何も知らない)で観たほうがもっと楽しめたはず。
理由は、映画の“異変”のパターンはゲームとほぼ同じだから。

異変のパターンを知っていると「ああ、このパターンね」くらいしか感じない。
あのゲームの名シーンの実写化!というものでもないし。

全くゲームの詳細を知らなければ、登場人物と一緒に「どこに異変があるのだろう?」と食い入るように観て楽しめたはず。

個人的な総評

個人的おすすめ度★★★☆☆

全体として“悪くはない一本”。
ただ「わざわざ観に行くべき?」と聞かれたら、私は「お好きにどうぞ」。
観るなら事前情報は極力入れないことを推奨。

まとめ:おすすめする人

95分でサクッと完結。個人的にそこまでおすすめではないけれど、有名作品が気になる人、日々にマンネリを感じている人は観てもいいかも。

おすすめする人
  • 同じ日々の繰り返しにマンネリを感じている人
  • 短時間で1本観きりたい人
  • 人気作品を観ておきたい人
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