数々の名バトルと個性的なキャラが激闘を繰り広げる『バキ』シリーズですが、作品が多くてどれから読んでいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
本記事では、極力ネタバレなしで、シリーズの時系列やおすすめの読む順番をまとめ、初心者向けに分かりやすくご案内します!
最初の一冊を選ぶ参考に、ぜひご活用ください!
基本情報:発売順、全巻数、あらすじ
1作目:グラップラー刃牙
発表期間:1991年 – 1999年
巻数:全42巻
前半では、幼年期のバキが描かれる。
後半では、成長したバキと、世界中から集められた選手達によるトーナメント戦が描かれる。
2作目:バキ
発表期間:1999年 – 2005年
巻数:全31巻
前作では闘技場内での武器なしルールでの戦いであったが、場所もルールもなしの完全無制限での戦いが繰り広げられる。
3作目:範馬刃牙
発表期間:2006年 – 2012年
巻数:全38巻
1作目2作目通して地上最強であったバキの父、範馬裕次郎。
ついに範馬裕次郎と範馬刃牙の戦いが実現し、決着する。
4作目:刃牙道
発表期間:2014年 – 2018年
巻数:全22巻
武士道がテーマ。宮本武蔵が現世に蘇り、バキやその他主要キャラたちが戦う。
5作目:バキ道
発表期間:2018年 – 2023年
巻数:全17巻
相撲がテーマ。力士と、バキやその他主要キャラたちが戦う。
6作目:刃牙らへん
発表期間:2023年 –
巻数:連載中
バキはほぼ出てこなそう。バキらへん(周辺)のキャラ同士が戦う。
時系列順:発売順と同じ
時系列は発売順と同じです。
1作目「グラップラー刃牙」
→2作目「バキ」
→3作目「範馬刃牙」
→4作目「刃牙道」
→5作目「バキ道」
→6作目「刃牙らへん」
おもしろい順:1位「グラップラー刃牙」
1位:1作目「グラップラー刃牙」
2位:5作目「バキ道」
3位:2作目「バキ」
4位:3作目「範馬刃牙」
5位:4作目「刃牙道」
(6作目「刃牙らへん」は連載中のため除外)
読む順番のおすすめ:最初は5作目「バキ道」から
5作目「バキ道」
→1作目「グラップラー刃牙」
→2作目「バキ」
→3作目「範馬刃牙」
→4作目「刃牙道」
→6作目「刃牙らへん」
順位や順番の根拠と理由
1番おもしろいのは1作目「グラップラー刃牙」です。
異種格闘技戦の最大トーナメントが魅力。
1作目でほぼ描ききるので、2作目以降はどうしても焼き増し感がしてしまいます。
ただ「グラップラー刃牙」にも難点が2つあります。
1つ目は、1990年代の作品なので、今から読むのはさすがに絵が古いこと。
もともと特徴的な画風のうえ、絵が古くなると、とっつきにくい人は多い気がします。
2つ目は、全42巻なので、読み切るには少し長いこと。
しかも特におもしろいトーナメントは21巻から。
おもしろいですが、これから読む人にとっては少しハードルが高く、1作目「グラップラー刃牙」はバキ初心者向けではないです。
そこで1番最初に読むべきは、5作目「バキ道」です。
5作目は、登場人物の背景など丁寧に描かれていて、5作目から読んでも分かるように話が構成されています。
(2、3、4作目は、前作を読んでいる前提で話が進んでいるので、1→2→3→4作目の順で読む必要があります。)
また全17巻、アクションメインで実質10巻程度のボリュームなので、気軽に読めることもメリットです。
逆に1作目から発売順に読み始めると、5作目で再度背景が丁寧に描かれることが助長に感じられたり、今までの設定やパワーバランスに矛盾を感じたり、マイナス面もあります。
ですので、これからバキシリーズを読む人には、5作目「バキ道」から読むことをおすすめします。
まず5作目「バキ道」を読んで、バキシリーズの世界観が合うようでしたら、次は1作目から順に読んでみてください。
読むときの注意点:ロマン重視
「地上最強は誰か?」
「こいつとこいつはどっちが強いのか?」
「こいつはこの条件でも強いのか?」
など、男のロマン、本能のようなものをメインで描いています。
ですので、話の筋や整合性は二の次になっています。
真面目に読んだら、ツッコみどころ満載です。
子供の頃、何かになりきって、戦いごっこをしませんでしたか?
そのときの気持ちで読んでみてください。
そんなスタンスで読むときっと楽しめると思います。
まとめ
シリーズが多岐にわたるバキですが、最初の一冊には5作目「バキ道」が最適です。
気軽に読めるボリュームと分かりやすいストーリー構成で、初心者にもぴったり。
シリーズが気に入ったなら、1作目から順番に読み進め、さらに深いバキの世界へと足を踏み入れてみましょう!
あなたもきっと、地上最強のロマンに心が踊るはずです。
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